2024年7月末、「令和6年度全国学力・学習状況調査」の結果が公表された。
GIGA端末活用が着実に広まり、
その効果も出ていることが明らかになった。
次期学習指導要領の検討がいよいよ始まろうとする今、
先生、管理職そして教育委員会は何をすべきか。
本セミナーではチエルマガジン最新号の誌面に登場いただいた先生方をお迎えし、最新事例を対談形式でより深掘りしてご紹介します。
今回は2023年度・2024年度と2年続けてリーディングDXスクールに指定され、教育委員会と二人三脚で「子供主導」の授業へ改善を進めている川崎市立南河原小学校と、「毎日の端末持ち帰り」および「学校サイト」を両輪にGIGAスクール構想を展開している石川県能美市教育委員会の取り組みをお届けします。
本セミナーを通じて先生方はICT活用をベースに、どのように授業力を向上させていくか、また教育委員会や管理職は何をすべきかのヒントをお伝えできればと思います。
先生になりたい学生の皆様のご参加も大歓迎です。是非チエルマガジンセミナー2024年秋冬にご参加ください。
※本セミナーにて紹介する記事は、2024年9月17日発行のチエルマガジン2024年秋冬号に掲載されております。本セミナーを機に、チエルマガジンの無料定期配送にも是非お申し込みください。 (学校の教職員、教育委員会、教員志望の学生の方が対象です)
〜堀田先生のメッセージ(インタビューより抜粋)〜
この1年で、GIGA端末の活用が一段と広まったといわれます。一方で、端末やクラウドの使い方に迷われている先生も少なくないようです。
そもそも今問われているのは、「ICTをどう使うか」よりも、「子供たちにどんな学びを保障するか」です。子供たちはとても多様化しています。さまざまな可能性を秘めた子供たちを、「誰一人取り残す」ことなく、多様性に対応した学びを保障しなければなりません。
一人一人が自分のペースで学べる「個別最適な学び」。そして必要な時には、友達に相談したり、先生に質問したりして、他者と関わりながら学んでいく「協働的な学び」。こうした学びを保障することが、「令和の日本型学校教育」では求められています。
この令和の学びを実践すれば学力も上がることが、2024年7月末に公開された「令和6年度全国学力・学習状況調査」で明らかになりました。また今回の調査では、家庭の社会経済的背景(SES)が低い子供ほど、GIGA端末を使って主体的・対話的な学びができることによろこびを感じている傾向も明らかになっています。
格差社会が進む日本で、子供たちがICTを活用した学びを歓迎し、希望を抱いていることを我々大人は重く受け止めねばなりません。先生の授業のやり方次第で家庭の経済格差を乗り越え、学力を伸ばしてあげられる可能性があります。
※本セミナーにて紹介する記事は、2024年9月17日発行のチエルマガジン2024年秋冬号に掲載されております。
登壇者
プログラム
「チエルマガジン」最新号のコンテンツ概要
東京学芸大学教職大学院・教授/学長特別補佐
堀田 龍也 先生
GIGA 端末で「一人一人を主語」に
ただの「自習」で終わらせない授業へ
川崎市教育委員会
総合教育センター 情報・視聴覚センター
指導主事
新田 瑞江 氏
「毎日の端末持ち帰り」と「学校サイト」
端末で学ぶ時の小さな失敗は学びの宝物
能美市教育委員会
学校支援課 課長
亀田 香利 氏
チエルマガジンの企画・編集側より
チエル株式会社 粟田 輝
セミナー情報
日程 | 2024年9月29日(日) 11時00分〜12時00分 |
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開催場所 | ウェビナー形式 |
対象 | ・都道府県及び市区町村の教育委員会の皆様 ・全国の学校現場の先生方 ・教員志望者の学生の皆様 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
参加方法 | こちらのフォームよりお申し込みください。
申し込みはセミナー当日の午前9時まで受け付けております。 |
主催 | チエル株式会社 |
お問い合わせ | チエルセミナー事務局 E-mail: seminar@chieru.com (営業時間 : 10:00~17:00 土日祝・弊社指定休日は除く) |
GIGA端末で「一人一人を主語」に
ただの「自習」で終わらせない授業へ
|神奈川県|川崎市立南河原小学校
川崎市立南河原小学校では、一人一人の子供が主語になる学習を目指しています。GIGA端末の活用は、そのための手段との位置付けです。記事では、リーディングDXスクールの指定を受けるまでの歩みや6年生社会科のクラスの様子などを通じて、子供たちを教科の本質へ導く授業を紹介。合わせて、川崎市教育委員会のサポート体制の特徴も紹介しています。
「毎日の端末持ち帰り」と「学校サイト」
端末で学ぶ時の小さな失敗は学びの宝物
|石川県|能美市教育委員会
石川県能美市教育委員会は、2024年1月に能登半島地震に遭遇した時の児童生徒の行動を振り返り、1人1台端末が子供・先生・学校を結ぶ「インフラ」と認識したそうです。今回、ICT化推進の理念と日頃の取り組みの様子を、教育委員会と3つの小中学校で取材しました。記事からはICT環境は自発的・自主的行動がとれる子供を育むことがうかがえます。
「チエルマガジン」はICT教育の最新事例インタビューを多数掲載しています。
ぜひ、チエルマガジンの定期配送(無料)も併せてお申し込みください。
(学校の教職員及び教育委員会の方が対象です)
※ チエルマガジンはお申し込み後発送まで1週間程度いただいております。